岡田直樹沖縄相、23年度沖縄関係予算案「最大限に活用」


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 【東京】岡田直樹沖縄担当相は27日の閣議後会見で、2023年度沖縄関係予算案を2679億円としたことを説明し「今回計上した予算を最大限有効に活用し、引き続き沖縄振興に全力で取り組んでいく」と語った。

 5月に策定した強い沖縄経済実現ビジョンの具体化に向けては「沖縄におけるスタートアップ支援などの予算を計上し、子どもの貧困対策も増額した」と強調した。また、公共事業関係費や一括交付金、沖縄科学技術大学院大学(OIST)関連経費、基地跡地利用、北部地域・離島の振興、沖縄振興特定事業推進費などを列挙し「国として必要と考える額を計上した」と話した。

 強い沖縄経済実現に十分な予算規模になっているか問われ「必要な関連予算を計上した。来年はこのビジョンをさらに強力に推し進め、沖縄振興策のさらなる後押し、加速化を図って、全力で頑張ってまいりたい」と答えた。
 (明真南斗)