死亡事故多発の丁字路に反射板設置へ 浜比嘉島、擁壁への衝突相次ぐ 沖縄・うるま


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車が正面衝突した擁壁=9月、うるま市の浜比嘉島

 【うるま】沖縄県うるま市浜比嘉島の県道238号で車がコンクリートの擁壁に衝突し、運転手が亡くなる事故が繰り返し発生したこと受け、道路を管理する県中部土木事務所は反射板を設置することを決めた。

 事故は今年9月と12月に発生。現場は与那城平安座から島向けに浜比嘉大橋を渡った丁字路で、いずれも夜間に発生した。運転手は擁壁に気づかなかった可能性がある。

 県中部土木事務所によると、来年1月に設置予定。縦90センチ、横1メートル80センチで、左右の矢印が書かれている。ヘッドライトで200メートル手前から確認できる。看板付近には衝撃を吸収するクッションドラムも設置する。9月の事故を受け、地元自治会などから反射板設置の要望があり、準備を進めてきた。
 (古川峻)