年末年始の事故防止へ 与那原で交通安全県民運動


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警察官が掲げる「飲酒運転」「事故防止」の横断幕を、なぎなたたで断ち切る与那原中学校なぎなた部員ら=12月19日、与那原町の御殿山親水公園駐車場

 【与那原】年末年始総合警戒と交通安全県民運動開始式が19日、沖縄県警与那原署管内1市2町代表が参加して、与那原町の御殿山親水公園駐車場で開かれた。交通事故と防犯を呼び掛けた。古謝景春南城市長、赤嶺正之南風原町長、城間秀盛与那原町副町長、親川直樹署長や交通ボランティア50人余が参加した。

 親川署長は「年末・年始の時期に街頭での犯罪や事故が増加する傾向にある。防犯カメラの設置、飲酒運転取り締まりなど事故防止活動を強力に推進する」と協力を呼び掛けた。

 続いて全国大会で団体優勝した与那原中2年のなぎなた部4人がアトラクションを披露。警察官が持つ「飲酒運転」と「交通事故」「深夜徘徊(はいかい)」「飲酒絡みの事件」と書かれた横断幕をなぎなたをもって断ち切った=写真。御殿山親水公園駐車場から与那原署まで、横断幕を先頭にパレードして犯罪、事故防止を呼び掛けた。

(知花幸栄通信員)