新年を迎えた1日、沖縄県内各地の神社や寺は初詣客でにぎわった。
那覇市若狭の波上宮では朝から長い行列ができ、訪れた人たちは家族や友人らとともに一年間の幸福や無病息災を祈願した。
絵馬掛けには「合格祈願」や「家族なかよく」などそれぞれの思いが込められた願いごとやメッセージが並んだ。
那覇市の小学6年生の児童は、いとこら6人と連名で「ばあばが早く元気になりますように」と入院中の祖母を気遣う言葉を記し、絵馬を掛けた。
年末年始にかけて沖縄でもコロナ感染者が増えていることもあり、多くの参拝客がマスクを着用し、距離を取って参拝していた。
波上宮では混雑する時間を避け、短時間での参拝を促している。
(普天間伊織)