沖縄県花卉園芸農業協同組合が3年ぶりに初荷式 キク80万本を出荷


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式典参加者らに見送られ中北部のセンターへと向かうトレーラー=3日、浦添市の花卉園芸農業協同組合集配センター

 「太陽の花」ブランドで知られる県花卉(かき)園芸農業協同組合(前川亮一組合長)は3日、浦添市伊奈武瀬の同組合集荷センターで初荷式を開催した。3年ぶりの開催に生産者や輸送業者らが出席し、中北部のセンターに向かうトレーラー5台を見送った。初荷では4日に行われる初競りに向けて、キク80万本余りを全国に輸送した。

 前川組合長はコロナや世界情勢、石油価格高騰などに触れ「昨年は多くの変化があった。11月は曇天が続き大雨も降ったが予約注文分は全て納められた。今年も消費拡大に向けて精力的に頑張りたい」と決意を新たにした。 (金盛文香)