高値販売願い出荷 JAおきなわ初荷式


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初荷式で出発するトラックを見送る関係者ら=浦添市のJAおきなわ園芸農産物広域流通センター

 JAおきなわ(前田典男理事長)は4日、2023年の野菜・花き・果実の初荷式を、浦添市のJAおきなわ園芸農産物広域流通センターで開いた。JAの関係者らが、野菜などを乗せた大型トラックを拍手とともに送り出した。

 同日出荷した野菜はサヤインゲン4トン、ゴーヤー5トン、レタス20トン。曇天の影響を受け、昨年の初荷式よりも出荷量が減少した。花きは菊類やトルコギキョウ・洋ラン・ストレリチア・葉物花物類など49万本を出荷した。

 JAおきなわは2023年の出荷計画として、野菜は2万5千トン(80億円)、花きは1億本(40億円)、果実は7500トン(30億円)を目標に掲げている。

 JAおきなわ園芸事業協議会の比嘉清隆会長の「今年も高値で販売できますように」という願いを込めた音頭に合わせて、参加者らが万歳三唱した。

 (與那覇智早)