地域で生産したシルクを使ったスキンケア商品などを製造する沖縄UKAMI養蚕(今帰仁村)の仲宗根豊一代表らが6日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、政府が選定する「ディスカバー農山漁村の宝」のグランプリ受賞を報告した。
「ディスカバー農山漁村の宝」は「強い農林水産業」の実現へ、地域の活性化や所得向上に取り組む優良事例を選定し、全国に発信する事業。今回は全国から616件の応募があった。
仲宗根代表は「商品開発で県から支援があったおかげでグランプリを取れた。今後もみんなで地域を盛り上げ、1次産業の力を大いに発揮していきたい」と話した。
玉城知事は「廃校や荒廃農地を活用し、高齢者から障がい者まであらゆる方々が事業に参画しており、高い評価を受けられたことは私や県民にとっても誇りとなることだ」と激励した。
(小波津智也)