沖縄県竹富町が副町長を公募 前泊町長「深い見識と発想力あれば年齢や性別は関係ない」 2月6日まで受け付け


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副町長候補者の公募開始を発表する前泊正人町長=6日午後、石垣市美崎町の竹富町役場

 【竹富】沖縄県竹富町の前泊正人町長は6日、竹富町役場で、副町長候補者を公募することを発表した。大浜知司副町長から辞職の申し出があり、後任の候補者1人を選考する。前泊町長は「深い見識と発想力があれば年齢や性別は関係ない。情熱を持って町の不利性解消に取り組める人を期待したい」と呼び掛けた。募集は6日に開始し、2月6日まで受け付ける。

 応募資格は日本国籍を持つおおむね満25歳以上の人などとしている。地方自治法に定める副町長の欠格事項に該当する人は応募できない。就任後は、石垣市内に居住できることが条件となる。

 応募方法は町のホームページに掲載する。町の行政課題への取り組み方や独自の政策などを問う論文審査に合格後、個別に面談を実施する。審査は前泊町長が行う。

 任期は、4月以降開催の臨時町議会で人事案が同意され、副町長に任命された日から4年間。給与は月額61万2千円。問い合わせは町総務課0980(83)1149。

 副町長の大浜氏は2020年10月に就任。前町長の辞職に伴う昨年4月の町長選後に辞職を申し出ていたが、前泊町長が慰留していた。

(西銘研志郎)