【伊江】沖縄県伊江村の2023年「二十歳を祝う集い」が4日、村農村環境改善センターホールで開かれた。成人年齢の引き下げに伴い、成人式から名称を変えて行われた。
今年の対象者は伊江中70期生48人で、そのうち39人が出席し、20歳の節目を祝った。そろいのはかまや色鮮やかな振り袖に身を包んだ新成人が会場に集い、晴れやかな表情で再会を喜んだ。式進行を本山嵐士さんと具志川慈流さんが務めた。
名城政英村長は「古里の伊江島に高い誇りと深い愛着を持ち、生まれ育った伊江島をけん引する新しいリーダーとなることを切に願う」とエールを送った。
新成人を代表して佐久川栄登さんは「自然豊かで優しく温かい場所で生まれ育つことができた。私たちを見守ってくれた家族や先生方、村民の皆さんに感謝し、次は私たちが社会の一員として貢献できるように努める」と決意を述べた。