中学生から社会人までたすきつなぐ都道府県対抗駅伝 沖縄代表「記録更新願う」 女子15日、男子22日開催


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駅伝の全国都道府県対抗競走に向けて健闘を誓う選手たち=7日、糸満市の西崎陸上競技場

 中学生から社会人までがたすきをつなぐ全国都道府県対抗駅伝競走大会に出場する男女選手や監督、スタッフを激励する壮行会が7日、沖縄県糸満市の西崎陸上競技場で開かれた。女子(9区間42.195キロ)は第41回を迎え、たけびしスタジアム京都を発着地点に付設駅伝コースで15日午後0時30分にスタートする。男子(7区間48キロ)は28回目となり、広島市の平和記念公園前を発着地点に22日午後0時30分開始となる。

 沖縄陸上競技協会の國場馨会長が「県代表という誇りを胸に、チーム一丸となって県民の期待に応えられるような成績を残してほしい」と激励した。

 女子の玉城健司監督(宜野座中教員)は「後半に順位を上げるのは難しいので、調子のいい選手を前半に持っていき流れをつかみたい。一つでも順位を上げて40番台の上位を目指す」と決意を込めた。男子の兼箇段賢監督(コザ高定時教員)は「チーム一丸となって県勢の記録更新を狙う。応援している方々をちむどんどんさせたい」とコメントした。

 女子は昨年、2時間36分24秒で最下位の47位だった。男子は新型コロナウイルスの影響で2大会中止となっており、3年前の2020年は2時間27分25秒で47位だった。

(大城三太)