沖縄県出身のルーキー2選手、シーサーと入寮 中日・仲地「まずは慣れること」、日ハム・金村「一日一日を大切に」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(左から)シーサーの置物を持参して入寮した中日の新人、仲地=8日、名古屋市(球団提供)。シーサーの置物を持参し入寮した日本ハムのドラフト2位ルーキー金村=8日、千葉県鎌ケ谷市

 沖縄出身の中日・仲地礼亜と日ハム・金村尚真が8日、それぞれシーサーと一緒に入寮した。

 中日の育成を含む新人8選手が8日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」に入った。

 ドラフト1位の仲地礼亜投手(沖縄大)は読谷村出身で、初めての県外での生活にいとこの小学生からもらったシーサーの置物を持参。

 「まず慣れていくこと。そこから少しずつチームに貢献していけるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 日本ハムのドラフト2位ルーキー金村尚真(富士大、豊見城中―岡山学芸館高出)が8日、2軍施設がある千葉県鎌ケ谷市の選手寮に入り「早く野球がしたい気持ちでいっぱい。がむしゃらに全力でできたら」と意気込んだ。沖縄から手荷物を減らして来たが、母親が作ってくれたというシーサーの置物は大事に持参。故郷で行われる春季キャンプを見据え「全力で一日一日を大切にしてやっていく」と気合を入れた。
(共同通信)