偕生会のエンカレッジ鏡原保育園が閉園、園児は転園で調整へ 賃料上がり運営困難に 沖縄・那覇


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 社会福祉法人偕生会が運営する那覇市の認可保育園「エンカレッジ鏡原保育園」が3月31日で閉園し、同系列のエンカレッジ小禄保育園に統合されることが12日、分かった。市や偕生会によると、エンカレッジ鏡原保育園が入る建物の賃料が上がるため運営が困難になったという。市には保護者から「急に通知されて大変驚いた」などの電話が数件あった。

 エンカレッジ鏡原保育園には4月に小学校へ進学する園児を除くと約60人が通っている。偕生会の担当者は「希望する在園児は全員、エンカレッジ小禄保育園で受け入れる」と話した。市の担当者は「別の園を希望する方には優先的な選考をし、なるべく希望通りに転園できるようにする」と話した。
 (伊佐尚記)