「県産野菜でサラダ」をPR サラダ投稿し県産野菜が当たる キユーピーと沖食スイハン


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県産野菜を用いたサラダの消費を促すキャンペーンの開始を発表するキユーピー福岡支店那覇営業所の朝倉泰祐所長(中央)ら関係者=12日、県庁

 キユーピーと食品製造業の沖食スイハン(浦添市)、県は12日、県庁で会見を開き、「県産野菜でサラダを食べようキャンペーン」の開始を発表した。

 キユーピー商品と県産野菜で作ったサラダの画像を専用サイトに投稿すると、県産野菜のセットなどの賞品が計130人に当たる。応募締め切りは3月末まで。

 キユーピー福岡支店那覇営業所の朝倉泰祐所長は、1日当たりの野菜摂取量について全国平均は294グラムだが、沖縄は同270グラムと少ないことを指摘。かつては長寿県だった沖縄県民の健康を、サラダを食べて取り戻すことがキャンペーンの目的だと説明し「食を通じて沖縄県に貢献したい」と語った。

 同時に、キユーピーグループからサラダ製造の委託を受ける沖食スイハンは、「津堅島産にんじんサラダ」(内容量100グラム、参考小売価格税込み149円)を3月から4月末まで県内スーパーで限定販売すると発表した。
 (梅田正覚)