土日・夜間向けの「発熱軽症者抗原検査センター」、沖縄・北谷に設置 ドライブスルー方式で検査、薬も処方 


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 沖縄県内の重点医療機関で救急や一般診療に制限が出てきたことを受け、中部地区医師会は県の委託で14日から、土日夜間向けの「発熱軽症者抗原検査センター」を設ける。週末の「発熱難民をなくす」(同会関係者)ことが狙いだ。

 検査センターは37度5分以上の発熱がある12歳以上の軽症者が対象。北谷町の中部地区医師会で午後6~9時、ドライブスルー方式で検査する。新型コロナウイルスとインフルエンザの同時検査キットで調べ、薬も処方する。インフル陽性者は保険診療の対象となる。

 受診は電話予約が必要。問い合わせは電話090(6868)3452で検査当日正午~午後8時に受け付ける。センターの開設は2月19日までを見込んでいる。

 県が13日に発表した非コロナの一般病床使用率は県全体で95.7%となっている。本島中部の一般病床は98.7%で満床に近い。

(金良孝矢)