1月だけど…半袖でタンカン狩り 沖縄地方暖かく、下地島で26度 きょうから次第に冷え込み


この記事を書いた人 アバター画像 瀬底 正志郎
タンカンを収穫する男の子=13日午後、本部町伊豆味(小川昌宏撮影)

 沖縄地方は13日、各地で今年最高気温を記録し、下地島では最高気温26.2度まで上昇した。13日が暑さのピークで、14日以降は次第に気温が下がる見込み。

 タンカン狩りのシーズンを迎えた本部町伊豆味の久場みかん園では13日、家族連れが実の連なる枝に手を伸ばし、収穫を楽しんでいた。日中の暑さに、半袖姿も見られた。

 同園には500本以上のタンカンが植えられ、今月に入ってタンカン狩りが始まった。今年は台風の被害もなくよく実り、気候も寒暖差があって甘くなったという。読谷村から訪れ、すでに6個食べたという男性(73)は「今年はびっくりするぐらい豊作。実も大きいし甘い」と興奮気味に話した。

 沖縄気象台によると、日本の南にある高気圧が沖縄地方を覆っており、南東の暖かい風が吹き込んでいるのが暖かさの原因だという。

(小川昌宏、中村優希)