ヤンバルクイナとイリオモテヤマネコが大空へ! 沖縄の児童の絵がJTAとRACの機体をラッピング


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絵画がラッピングされた機体の前に並ぶ県知事賞の(右から)上地貴子さん、仲村渠菜穂さん=16日、那覇市鏡水のJTAメンテナンスセンター(ジャン松元撮影)

 ヤンバルクイナとイリオモテヤマネコ、空を翔(か)ける―。沖縄本島北部(やんばる)、西表島の世界自然遺産を広く知ってもらおうと、地元の小学生が描いた希少な固有種の絵がラッピングされた機体が16日、沖縄県那覇市鏡水の那覇空港西側整備地区にある日本トランスオーシャン航空(JTA)メンテナンスセンターで披露された。

 やんばる・西表島図画コンクールで県知事賞に輝いた上地貴子さん(大宜味小1年)と仲村渠菜穂さん(上原小3年)が、世界自然遺産大使に任命された俳優・比嘉愛未さんらとお披露目式に臨んだ。

 2人の絵は琉球エアーコミューター(RAC)とJTAの機体に描かれ、RAC機は15日午後の那覇―鹿児島・与論便で初就航、JTA機は17日午前の那覇―宮古便で初めて使用される。
(安里周悟)

県知事賞に輝いた絵画がラッピングされた機体の前で記念撮影する関係者ら。左から5人目が世界遺産大使に任命された比嘉愛未さん=16日、那覇市鏡水のJTAメンテナンスセンター(ジャン松元撮影)