忠孝酒造(沖縄県豊見城市、大城勤社長)は22日、テロワール泡盛「月の蒸溜所」を発売する。初回生産はシリアルナンバー付きの限定500本。
伊平屋島の米を使用。懐かしさを感じる「おこげ」の香りとベイクドフルーツのような上品でふくよかな甘い香り、スイートビターな味わいが特徴。アルコール度数は43度。500ミリリットルで価格は5千円(税込み)。
テロワール泡盛のブランド確立のため、くぅーすの杜忠孝蔵内の「沖縄本島で一番小さな蒸留所」を、テロワール泡盛専門にリニューアルした。
企画課の大城里奈さんは「22日は旧正月、2023年初めての新月でもある。テロワール泡盛のブランドを確立し、県産米の需要を作っていくのも泡盛メーカーとしての使命だ」と話した。
忠孝酒造公式オンラインショップ、くぅーすの杜忠孝蔵で販売。くぅーすの杜忠孝蔵で22日、特別試飲会と記念蒸留を行う。
(玉城江梨子)