沖縄県スポーツ協会は20日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で表彰式を開き、県のスポーツ発展に貢献した功労者や指導者、優秀な競技者らを表彰した。表彰式は3年ぶりの開催となる。県協会の渡嘉敷通之理事長が「スポーツを通して県民に夢や希望、感動を与え、子どもたちの興味、関心を高めてくれた。個人の頑張りやコーチの指導、家族の支援に敬意を表する」と各受賞者をたたえた。
スポーツ功労賞を代表し、県内柔道界の発展を支えてきた伊禮実氏があいさつした。「うちなーんちゅ、まきてーないびらんどー、というのを心掛けてきた。空手の喜友名諒選手やレスリングの屋比久翔平選手など、日本を代表し世界で活躍する選手が出てきている。いい選手を育てるために県内スポーツ、県柔道のために尽力していきたい」と力を込めた。
各受賞者、団体は以下の通り。(敬称略)
【スポーツ功労賞】喜納兼俊、宇地原光、伊禮実、幸地剛
【最優秀競技者賞】宮本昌典
【優秀競技者賞】友利晟弓、知念光亮、糸数陽一、平仲浩也、佐渡山彩奈、福里悠、造倉翼、比嘉成、天久星七、比嘉功、宮城杏優菜、山川太希、喜納翼、長嶺涼風
【優秀チーム賞】中部徳洲会病院、首里高なぎなた部、神森中男子ハンドボール部
【優秀指導者賞】赤嶺永哲、金城直樹、比嘉敏彦、照屋智康、下地隆之、栄野川里美、山内昌悟
【感謝状】沖縄セルラー電話、折田節子、仲本工業
(大城三太)
※注:伊禮実氏の「禮」はネヘン