キングスが練習を公開 連係を確認 28,29日群馬戦 渡邉も練習に復帰


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練習で連係を確認する琉球ゴールデンキングスの選手=26日、沖縄市の沖縄アリーナ

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは26日、沖縄市の沖縄アリーナで報道陣に練習を公開した。

 2月15日の天皇杯セミファイナルも意識し、選手たちは試合形式の練習で連係を確認した。2021年に右肘を骨折し、3度の手術を経て昨年12月にチームに合流した渡邉飛勇もダンクシュートを見せるなど状態の良さをうかがわせた。

 レギュラーシーズンの前半戦を終え、現在、23勝9敗で西地区4位のキングス。今季は「ポジションレス」を掲げて戦ってきており、桶谷大HCは「ここにきて自分たちが目指す形ができてきた。(選手の)成長も見られて、いい感触だ」と語る。天皇杯については「シーズンの勢いが必要だ。これからの6試合で自分たちの勢いをつけるために、プレーできるかというのが重要」と話した。

 28、29日にはアウェーで群馬クレインサンダーズとの試合を控える。昨シーズンまでキングスに所属していた、並里成とのマッチアップも想定される岸本隆一は「今週末の勝敗が今後を左右する可能性がある。緊張感を高めて練習している」と力を込める。後半戦へ「とにかく勝負のかかる場面で、チームを勝たせるようにしたい」と意気込んだ。
 (屋嘉部長将)