【動画あり】首里城復興ソング「歌って思いをひとつに」 企画メンバーら県内小中学校に寄贈


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首里城復興ソング「歌って思いをひとつに」 企画メンバーら県内小中学校に寄贈

 沖縄セルラー電話(菅隆志社長)は、首里城復興への機運を高めるため、復興応援を目的に制作した「SYURI NO UTA」のCDと楽譜を県内全小中学校へ寄贈する。

 24日、那覇市の首里中学校で贈呈式が行われ、プロジェクトメンバーのバイオリニスト竜馬さん、金城しおりさん、仲田まさえさん、前田秀幸さん、5th Elements(フィフスエレメンツ)のA―RA(アーラ)さんとYU(ユウ)さんが生演奏を披露し、学生らと交流した。楽曲は学生が音楽の授業で歌えるよう合唱曲にアレンジされており、同校の卒業生でもある金城しおりさんは「合唱部だけでなく多くの生徒に歌ってもらい、首里城への思いをひとつにしてほしい」と生徒らに呼びかけた。

 贈呈式であいさつした沖縄セルラー電話の國吉博樹取締役は、「首里城火災発生後すぐに県内のアーティストが集まって復興応援ソングを歌い続けてきた。小中学校で合唱曲として歌われることでさらに首里城や沖縄への思いが未来へとつながれば」と寄贈への思いを語った。
 (普天間伊織)