那覇でサクラ満開 平年より5日早く 沖縄気象台発表


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満開が観測された標本木=30日、那覇市の末吉公園(沖縄気象台提供)

 沖縄気象台は30日、ヒカンザクラの満開を発表した。平年より5日早く、前年の22年は2月1日で2日早い。

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 気象台の観測基準は、標本木で80%以上咲いた状態となった日を満開日としている。ヒカンザクラの標本木は那覇市首里末吉町の末吉公園内にある。

 沖縄のサクラは、ピンク色で花が下を向くのが特徴のヒカンザクラ(緋寒桜)が一般的。ソメイヨシノはほぼ見られない。冬に一定気温まで下がらないため開花が促されないためとされる。

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