那覇市長「どのような外交努力をしているのか確認した」日中関係めぐり外務省・沖縄大使と面談 非公開で


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知念 覚那覇市長

 知念覚那覇市長は31日、外務省沖縄事務所に宮川学沖縄担当大使を訪ね、日中関係について意見交換した。知念氏は日中関係で那覇市にできることは「経済交流や学生の交流だ」とし、「友好都市との交流をどのような形にすればいいのか、(外務省の情報を)判断材料にしたい」と述べた。

 面談は知念氏から希望し、非公開で行われた。面談後、知念氏は報道各社に「どのような外交努力をしているのか、現状を確認した」と説明した。

 知念氏によると、昨年11月に日中首脳会談で合意した、両国防衛幹部間のホットライン(直通電話)早期運用開始などについて進ちょくを確認した。今後、日米地位協定についても意見交換をするという。
 (伊佐尚記)