沖縄県は3日、2023年度の知事部局部長人事を発表した。企画部長に金城敦・参事監兼企画調整統括監(59)、環境部長に多良間一弘環境企画統括監(55)、農林水産部長に前門尚美農業振興統括監(58)、土木建築部長に前川智宏土木整備統括監(58)を起用する。基地問題を担当する知事公室長には溜政仁基地対策統括監(56)が就く。
県人事課によると農林水産部長に女性が就くのは15年ぶり2人目。
宮城力総務部長(58)、宮平道子子ども生活福祉部長(59)、糸数公保健医療部長(57)、松永享商工労働部長(58)、宮城嗣吉文化観光スポーツ部長(57)、名渡山晶子会計管理者(59)は留任する。
金城賢環境部長(60)と崎原盛光農林水産部長(59)は定年退職する。儀間秀樹企画部長(59)と島袋善明土木建築部長(59)は外郭団体に移る方向で調整している。辞職する嘉数登知事公室長(59)は宮古島市で副市長登用が検討されている。
人事は4月1日に発令する。