剣道大会の最高峰、61年ぶり9月に沖縄開催 「トップ選手の緊迫感に見応え」 全日本東西対抗


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第69回全日本東西対抗剣道大会沖縄大会をPRする県剣道連盟の役員。(左から)古波蔵正同大会実行副委員長、宇良永子副会長、親川光俊会長、宇地原豊事務局長=7日、那覇市泉崎の琉球新報社

 日本剣道界最高峰の大会とされる「全日本東西対抗剣道大会」の第69回沖縄大会(主催・全日本剣道連盟)が9月24日、那覇市の県立武道館で開催される。県内での開催は1962年に当時の琉球大学体育館で開かれた第8回大会以来、実に61年ぶりとなる。県内外から430人以上の関係者が集まり、観客は3500人を見込む。

 同大会は、福井県、岐阜県、三重県以東を東軍、それ以西を西軍に分けて対抗試合を行う。出場選手は今後、各都道府県連盟が推薦した候補者の中から選考委員会が男子各軍31人、女子各軍9人を選出する。

 沖縄大会を主管する県剣道連盟は、5年前から準備を進めてきたという。親川光俊会長は「県連盟の石原昌弘前会長は、高校生の時に見た前回沖縄大会の印象が今も残っているという。トップ選手同士の気と気の争い、緊迫感は見応えがある。多くの子どもたち、県民の皆さんに見てほしい」と呼びかけた。