沖縄ダンプ協議会の東江勇議長らは3日、県庁記者クラブで会見を開いた。地対艦ミサイル部隊配備計画がある陸上自衛隊勝連分屯地(うるま市)での隊庁舎新設工事に関する報道を受け、東江議長は自家用(白ナンバー)のトラックに対する正しい理解を求めた。
勝連分屯地の隊庁舎工事では、下請け企業に雇われた自家用トラックを保有する個人が、工事の受注元の貨物を有償で運んだとして、ミサイル配備から命を守るうるま市民の会から貨物自動車運送事業法違反を指摘され、その後、沖縄防衛局が違反を認めた。
一方で東江議長によると、自家用トラックを保有する個人が、直接雇用された業者の貨物を有償で運ぶ分には問題ないという。東江議長は「白ナンバーのトラックは全てが違法とは限らない」と訴えた。
(武井悠)