那覇市、子育て支援拠点を増設へ 24年度までに2ヵ所 「より身近な場所で助言や交流」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
那覇市役所

 子どもや保護者同士の交流、子育て相談などをする「地域子育て支援拠点」について、那覇市は2024年度までに現在の17カ所から19カ所に増やすことを計画している。14日に開かれた市議会2月定例会代表質問で、新垣淑博こどもみらい部長が糸数貴子氏(ニライ)の質問に答えた。

 隣接する浦添市は地域子育て支援拠点事業を担う民営の3カ所を廃止し、市直営の1カ所に集約する方針。認定こども園の子育て支援事業が受け皿になるとしている。

 14日の那覇市議会で、新垣部長は「地域子育て支援拠点と認定こども園の子育て支援は地域の子育て支援という点で共通しているが、地域子育て支援拠点は児童館や店舗など、より身近な場所で助言や交流をし、子育ての負担感解消が期待される」と述べた。
 (伊佐尚記)