【宜野座】宜野座高校(木﨑智久校長)3年生が宜野座村の「やんばるいちご園」(徳元さちよ管理者)で、イチゴ狩りを体験した。クラスごとに曜日を分けて実施され、7日は3年3組が体験した。
同校では例年、卒業式を控えた就職や進学の準備期間休み前に、地域の産業を通じて経済を学ぶ「特別編成授業」が行われている。地元の産業を学び高校生活最後の思い出づくりとしてイチゴ狩り体験が実現した。卒業後、本土に進学、就職する生徒もおり、イチゴ狩りの開放的な雰囲気を楽しみながら、高校生活をかみしめるように真っ赤に実ったイチゴを頰張った。
共にラグビー部で、卒業後は福祉関係の学校へ進学する生徒2人は「練習は他校と合同で行っていたが、コロナで練習も満足にできずに試合に臨むこともあった。修学旅行も中止になって制限ばかりの高校生活だったけど、友達と楽しく過ごせたことがすてきな思い出だ」と語った。
(池辺賢児通信員)