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昨年12月に金武町の養鶏場で発生が確認された高病原性鳥インフルエンザについて、県の崎原盛光農林水産部長は21日の県議会代表質問で、農家から県への通報が遅れた理由について「鶏舎の建て替えによる空調の不具合が原因だと農家が考えていたため」だったと明らかにした。下地康教氏(沖縄・自民)への答弁。
農場では12月9日に死ぬ鶏が増える異変があってから、15日の県への通報までに6日を要した。
崎原部長は、防疫の基本的な対策となる飼養衛生管理基準に関して、現在県内の全ての養鶏農家が順守していると説明した。
(當山幸都)