アスリートと放課後等デイサービス、カウンセリングの専門家が連携し、子どもの支援に取り組む団体「沖縄県こども福祉センター」がこのほど発足した。貧困や発達障がいなど、子どもを取り巻く問題について専門家が支援する。
児童発達支援・放課後等デイサービス「ジャンプステージ」を運営する熊澤伸哉さんが代表を務める。地域総合型スポーツクラブ「アスリート工房」の代表で、沖縄スポーツマネジメント社長の譜久里武さん、沖縄カウンセリングセンター代表理事の松川友樹さんらも運営に関わる。
センターは(1)子ども支援(2)保護者支援(3)支援者の支援(4)地域交流―に取り組む予定だ。
熊澤さんは「デイサービスで発達障がいのある子を支援しているが、発達障がいの診断を受けていないグレーゾーンの子に関する相談も多い。悩んでいる子や保護者の受け皿になりたい」とセンター設立の動機を語った。
3月にホームページを立ち上げる予定。問い合わせは熊澤代表、電話090(7586)6528。
(稲福政俊)