アスリート × 放課後デイ × カウンセリング連携「こども福祉センター」が発足 沖縄


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沖縄県こども福祉センターを立ち上げた(右から)松川友樹さん、譜久里武さん、熊澤伸哉さん、永井智さん=20日、琉球新報社

 アスリートと放課後等デイサービス、カウンセリングの専門家が連携し、子どもの支援に取り組む団体「沖縄県こども福祉センター」がこのほど発足した。貧困や発達障がいなど、子どもを取り巻く問題について専門家が支援する。

 児童発達支援・放課後等デイサービス「ジャンプステージ」を運営する熊澤伸哉さんが代表を務める。地域総合型スポーツクラブ「アスリート工房」の代表で、沖縄スポーツマネジメント社長の譜久里武さん、沖縄カウンセリングセンター代表理事の松川友樹さんらも運営に関わる。

 センターは(1)子ども支援(2)保護者支援(3)支援者の支援(4)地域交流―に取り組む予定だ。

 熊澤さんは「デイサービスで発達障がいのある子を支援しているが、発達障がいの診断を受けていないグレーゾーンの子に関する相談も多い。悩んでいる子や保護者の受け皿になりたい」とセンター設立の動機を語った。

 3月にホームページを立ち上げる予定。問い合わせは熊澤代表、電話090(7586)6528。
 (稲福政俊)