【うるま】与勝高2年の生徒4人が1月25日、SDGsや地域課題を扱う総合学習の一環で、県内に漂着した軽石を素材に人工漁礁を製作している沖縄クリーン工業の石川リサイクル工場(うるま市)でフィールドワークをした。人工漁礁は市内のバイオマス発電所から発生する植物由来の灰を使用し、SDGsに配慮されている。同社やリュウクス、レミックマルハチなどが共同で試作した。
4人は海のごみをテーマとし、軽石の再利用に着目した。地元企業を訪れた伊波橙子さん(17)は「身近なことを疑問に思い、行動したりアイデアを出したりしていた」と驚いた様子。新垣真彩さん(17)は「リサイクルなど身近でできることをやっていきたい」と抱負を語った。
(古川峻)