「残波岬灯台」を擬人化すると・・・身長186センチのキャラでPR ボイスドラマや縦読み漫画も予定 沖縄・読谷


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 【読谷】「燈の守り人」製作委員会の柴田英知プロデューサーはこのほど、残波岬灯台を擬人化したキャラクターを製作し、読谷村の石嶺伝実村長に贈呈した。キャラクターは村が自由に使用できる。「燈の守り人」は日本財団による「海と日本プロジェクト」の一環で実施され、全国各地の灯台の魅力をオリジナルのストーリーに落とし込み、キャラクターやドラマを制作する。これまでに約40基の灯台を擬人化しているという。

擬人化した残波岬灯台(右端)を読谷村の石嶺伝実村長(中央)に贈呈した「燈の守り人」製作委員会の柴田英知プロデューサー(右から2人目)ら=読谷村役場

 贈呈した芝田プロデューサーは「子どもたちを中心に海離れが進んでいる。サブカル層や漫画が好きな方に興味を持ってもらい、海に注目する機会を作れればと思う」と制作の背景を説明した。キャラクターについて「身長186センチで読谷につながりのある模様が描かれた衣装をまとっている」と紹介した。

 石嶺村長は「残波岬にふさわしい。灯台の近隣はホテルなどがあり、人でにぎわう場所だ。観光、漁業の振興につなげたい」と感謝した。

 2月下旬には残波岬灯台のボイスドラマが公開される予定だ。さらに、縦読み漫画の公開も予定している。
 (名嘉一心)