サイバー空間での脅威増…沖縄県警が新たにサイバー事案対処室を設置


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沖縄県警

 沖縄県警は3日、2023年度からの組織改編の概要を発表した。社会基盤として定着しているサイバー空間での脅威が増えていることを受け、警備第1課にサイバー事案対処室を新たに設置する。サイバー攻撃などに対応する警備第1課に対処室を置くことで、他部署との連携強化などを目指す。また、サイバー犯罪対策課に人材育成制度を設け、専門性の向上を図る。

 サイバー犯罪対策課によると、県警による22年のサイバー犯罪の摘発は308件(暫定値)、相談は2277件(同)といずれも統計を取り始めてから最多を更新した。