【宜野湾】国際女性デーの8日、沖縄県内各地でジェンダー平等を訴える催しが開かれた。宜野湾市役所入り口前では、市商工会女性部のメンバー6人が中心となって、幸せを招くとされる黄色い花やシンボルフラワーのミモザが描かれたエコバッグを配布した。
取り組みは昨年に続き2回目。国際女性デーの認知度の向上や政策の場への女性の参画を進めることを目的としている。商工会のメンバーに加え、市男女共同参画課の女性職員らも協力し、市役所を訪れる市民らへの女性活躍の意義をPRした。
津嘉山由美子部長は「地域を盛り上げていきたいという思いが根底にある。女性が活躍する場を広げていきたい」と話した。
この日は、市議会も黄色一色に。議会入り口には呉屋等議長によりミモザが飾られ、座間味万佳市議の呼びかけで、市議らがそれぞれ、黄色のインナーやコサージュ、ネクタイなどを身に付けた。黄色のカットソーを着用した座間味市議は「皆さんの賛同があってできたこと。今後も続けていければ」と語った。
(新垣若菜)