【石垣】16日に開設する陸上自衛隊石垣駐屯地について、石垣市は8日、市民向けの説明会を22日に石垣市民会館大ホールで開くと発表した。中山義隆市長も出席予定で、防衛省側の職員が駐屯地の施設や自衛隊の活動の概要について説明するという。
ホールの収容人数は約千人。会は午後6時半から7時半までの1時間を予定している。市民が対象で、市は必要に応じて身分証明書の提示を求めるという。
防衛省によると、石垣駐屯地に関する直近の説明会は2019年2月で、着工した同3月以降は開催していない。
そのため地元の市民団体などは、配備されるミサイルの詳細や地域への影響が不透明だとして、説明会の開催を求めていた。
駐屯地を巡っては、市民が抗議する中、防衛省・自衛隊が5日、約150台の車両を、公道を使って搬入し、18日には弾薬を運び入れる方向で調整を進めている。
(照屋大哲)