沖縄独自の地域外交の可能性とは 県主催でアジアの識者らと平和シンポ 14日、那覇市テンブス館


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シンポジウムへの来場を呼び掛ける県基地対策課の(左から)玉元宏一朗調査班長と町田光弘主査=9日、県庁

 「交流・対話で創るアジア太平洋地域の平和と未来」と題し、国内外の有識者が参加する県主催のシンポジウムが14日午後6時半から、那覇市のぶんかテンブス館テンブスホールで開かれる。

 元外交官で日本地域国際化推進機構の高橋政司顧問が基調講演する。

 パネル討論では韓国から延世大学史学科の白永瑞名誉教授、中国から中国社会科学院文学研究所の孫歌研究員、台湾から国立台湾海洋大学海洋文化研究所の呉俊芳助理教授、フィリピンからフィリピン大学ディリマン校のアリエス・A・アルゲイ教授が意見交換する。

 県基地対策課の玉元宏一朗調査班長=写真左=は「沖縄独自の地域外交の可能性を見いだしたい。関係者の声を聞いてほしい」と参加を呼び掛けた。入場無料。要予約。詳細はウェブページ(https://okinawasympo-0314.peatix.com/)から確認できる。 

(知念征尚)