子クジラの豪快ジャンプに歓声 児童ら「すごかった」 沖縄・座間味、ホエールウォッチング体験


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ブリーチングする子クジラ=2月28日、座間味村沖

 【座間味】座間味小学校児童14人が2月28日、ホエールウォッチング体験をした。ホエールウォッチングフェスタ2023開催に伴って、座間味島の小学5・6年生を対象に、村民のウォッチング船協力の下、行われた。

 出港前に座間味ホエールウォッチング協会から「クジラにやさしいウォッチング」の方針や、クジラについての講話があり、児童たちは手を挙げて質問するなど、意欲的な姿勢で話を聞く様子が見られた。

ブリーチングの回数を数えながら子クジラを応援する児童たち

 午後1時半頃出港し、親子クジラと交尾を狙うオスクジラの3頭を観察することができた。子クジラが水面にジャンプするブリーチングを始め、児童たちから大きな歓声が上がった。歓声に応えるように子クジラは何度もブリーチングをした。

 小学5年生の児童は「親子クジラが見れて、子クジラが60回も跳んでいてすごかった。また乗りたい」と目を輝かせた。同フェスタは3月31日まで。ホエールウォッチング体験絵画・写真コンクールでの作品も募集をしている。今回の体験を描いた児童たちの作品も出品される。3月18日のクジラの音楽祭で審査発表と表彰が行われる予定。

(山本和通信員)