沖縄自動車道の現金割引、来年度で終了へ ETC普及を推進


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 【東京】沖縄自動車道の特別割引について、西日本高速道路(NEXCO西日本)が、現在実施している全車両を対象とした35・5%の利用料金特別割引制度について、現金払いの車両への割引を2023年度で終了する方向で最終調整していることが11日までに関係者への取材で分かった。自動料金収受システム(ETC)利用率を向上させ、渋滞の解消などにつなげたい考えだ。 

 週明けにもNEXCO西日本が会見し、正式に発表する見込みだ。

 沖縄自動車道は、全国で唯一、全車両を対象に一律35・5%減の特別割引制度が適用されている。同制度の期限は22年度末までとなっているが、1年延長する見通し。関係者によると、このうち、利用料金を現金払いする車両については、24年3月末をめどに終了する方向だという。
 (安里洋輔)