16日に陸上自衛隊石垣駐屯地が開設することについて、玉城デニー知事は15日、コメントを発表し「配備スケジュールありきで物事を進めることがないよう求めてきたが、現状は必ずしも十分に住民合意が得られているとは言い難い状況だ」として、地元住民への説明が不足しているとの考えを示した。
玉城知事はコメントで、防衛省が22日に住民説明会を開くことを巡り、説明会より前に駐屯地へミサイルが搬入されることに触れ「本来であれば、説明会は開設前に実施される必要があったのではないか」と指摘。その上で「施設の安全性や反撃能力の配備の有無、住民生活への影響等について丁寧に説明し、地元の方々の懸念に答えていただきたい」として、地元住民への十分な説明を求めた。
(池田哲平)