「県民に大きな不安。あってはらない」玉城デニー知事、米軍ヘリ部品落下で 沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
AH1攻撃ヘリの部品落下を受け、登庁時に記者団の取材に応じる玉城デニー知事=17日午前、県庁

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のAH1攻撃ヘリが飛行中に火薬類を含む部品を落下させた事故を受け、玉城デニー知事は17日朝、「航空機からの部品落下は、どのような形状のものであれ県民に大きな不安を与えるものだ。今回は特に発火する可能性があるということで、なおのこと、あってはならない」と述べ、米側に対して、徹底的な原因究明と再発防止を申し入れる考えを示した。登庁時に報道各社に答えた。

 沖縄防衛局の発表によると、AH1ヘリから落下したとみられる部品は、脱出、安全システムに関わる小型の装置で、4・5グラムの火薬類のTNT(トリニトロトルエン)が含まれている。15日正午から午後6時にかけて、沖縄本島南部周辺の海上や陸上を飛行していたが、16日正午ごろの点検で装置がなくなっていることが判明した。

 県によると、県に沖縄防衛局から通報があったのは16日午後7時過ぎだった。通報の時間について、玉城知事は「第一報は緊急性を持って取り組んでいただきたいと、常に申し上げている。その点についても徹底していただくよう申し入れたいと思う」との考えを示した。県は情報を確認した上で、日米の機関へ抗議することも含め、対応を検討している。