米軍キャンプ・ハンセン、新ゲート運用へ防衛省が米側に土地提供


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防衛省(資料写真)

 【東京】防衛省は16日、米軍キャンプ・ハンセン(金武町など)の新たな車両用メーンゲートの運用開始に向け、土地約2ヘクタールを米側に追加提供すると発表した。この日の日米合同委員会で承認した。

 防衛省によると、現行のメーンゲートは国道329号に面しており、基地を出入りする車両による渋滞がたびたび発生していた。地元からの要望を受け、沖縄自動車道近くに車両用のゲートを新たに設けた。今回提供した土地はその運用に必要な約2ヘクタール。現行のメーンゲートは歩行者用として使用を続ける。

 16日の日米合同委員会では、キャンプ・シュワブ内で日本側が整備した建物8棟(計約1・5ヘクタール)などを米側に提供することも承認された。

(明真南斗)