大和ハウス工業(大阪市)が沖縄県那覇市に建設していた高級分譲マンション「プレミスト首里金城町」が、このほど完成した。地上9階建てで全67戸。同社では県内初となる160平方メートルの住戸を用意し、販売価格は最高で2億円以上。首都圏の富裕層を中心に、沖縄のリゾートライフを楽しむセカンドハウスとして注目を集めている。
マンションは20年9月に着工し、今年3月15日に完成した。25日から入居が始まる。
丘の斜面を利用したひな壇型で全室角部屋。2LDKと3LDKがあり、奥行き5メートル以上のバルコニーを設ける。平均坪単価は330万円に上り、販売価格は6238万~2億1846万円。
入居開始前の20日に、県内の報道機関にマンションを公開した。46戸が成約済みで、契約者は首都圏に住む40歳以上の会社経営者や自営業が多いという。
大和ハウス工業沖縄支店沖縄マンション営業所の津田博紹所長は「金城町は世界遺産・首里城の周辺地。景観形成地域として規制が厳しい場所に立地しており、街並みに溶け込むような沖縄らしい建物を造ることができた。そうした希少性を評価していただいている」と説明した。
(小波津智也)
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