沖縄県内の多くの公立小学校で23日、卒業式があり児童らが6年間を過ごした学びやを巣立った。八重瀬町立白川小学校では、43期生113人が卒業した。式には卒業生のほか保護者や在校生代表の児童会役員らが参加し、卒業生の門出を祝った。
新型コロナウイルス感染症対策のため学校では3年間マスク生活が続いた卒業生だが、この日は歌の場面以外ではマスクを外し、級友らと笑顔で式を過ごした。また保護者には児童からの手紙が渡され、子どもの成長に涙を流す姿もあった。
城田由勝校長は「これから中学生活が始まる。心の中の自分自身と対話する時には、自分を大切にするようにして、友達には元気づける言葉をかけ友情を育んでほしい」と式辞を述べ祝福した。
卒業した児童たちは「中学が別になる友達もいて寂しいけれど、進学は楽しみ。勉強や部活を頑張りたい」とうれしそうに話していた。
(西銘研志郎)