昨年7月に沖縄県那覇市の認可外保育園(8月に廃止)で生後3カ月の男児が心肺停止の状態で救急搬送された後、死亡した件で、再発防止のための第2回検証委員会が24日、市役所で開催された。
非公開の会合終了後、照屋建太会長(沖縄キリスト教短期大教授)が取材に応じ、再発防止策に関する答申を来年度内に出す考えを示した。
第2回会合では、市が保護者や園職員に聞き取りした内容や指導監督の状況などについて報告し、委員が意見を述べた。照屋氏によると「(保育園への)監査をしっかりとやっていく必要がある」といった指摘が出たという。次回は7月の開催を予定している。
(伊佐尚記)