沖縄県代表初で日本一、こども囲碁大会で全勝 中3の坂下さん「結果が出てうれしい」


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全日本こども囲碁チャンピオン戦で優勝した、沖縄県代表の坂下悠太さん(左から2人目)と、東日本代表の刈谷研さん(同4人目)=26日、京都市の聖護院御殿荘

 ボンド杯争奪第26回全日本こども囲碁チャンピオン戦(全国こども囲碁普及会主催、コニシ株式会社特別協賛)の決勝戦が26日、京都市の聖護院御殿荘で開かれ、中学生の部に出場した沖縄県代表の坂下悠太さん(15)=那覇市立松島中3年=が全勝し、同部で優勝した。

 大会は小中の2部門で実施され、中学生の部は全国17ブロックの代表24人が出場した。県関係者では、現在プロ棋士で沖縄出身の玉井伸さんが第6回大会に東日本地区代表で出場して優勝した。沖縄県代表としての優勝は今回が初めて。

 大会は25日から2日間開かれ、5回戦で勝敗を競った。坂下さんは「気負わず、楽しく碁を打とうと臨んだ。今日はミスが少なくいい流れがつかめた。中学生最後の全国大会で結果が出てうれしい」と対局を振り返った。小学生の部は、東日本代表の刈谷研さんが優勝した。