宮古、打ち合い制す 好機に犠飛で勝ち越し 県春季高校野球 第6日


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
宮古―小禄 8回1死二、三塁、勝ち越しの左犠飛を放つ宮古の友利洸星=27日、アトムホームスタジアム宜野湾(又吉康秀撮影)

 第70回県高校野球春季大会(県高野連主催、琉球新報社共催)第6日は27日、アトムホームスタジアム宜野湾など2会場で2回戦4試合が行われた。

 沖縄工は9―2で首里東に七回コールド勝ち。具志川商は具志川に5―1、嘉手納は八重山農林に1―0で勝利を収めた。宮古は小禄に8―7で競り勝った。

 28日は2回戦4試合が2球場で行われる。

 3点ビハインドの劣勢を八回にはねのけた宮古が1点差を守り切った。最後の打者を右腕・花城駿が低めのチェンジアップで二ゴロに打ち取ると、チームは集まり喜びを爆発させた。

 勝ち越しは友莉洸星の犠飛だった。1死二、三塁での好機で打席に立つと6球目、高めの直球を仕留めた。「最低でも犠飛を狙っていた。甘い球はたたこうと思っていた」と左翼方向に打ち上げると、主将の川根心真が「足には自信がある。やってくれると思っていたので狙い通り」とタッチアップ。友利も「(川根なら)戻ってくると信じていた」と振り返る。

 四回に逆転を許し、劣勢の時間が続いた。それでも1点ずつ着実に取りに行くと宮古ナインはあきらめなかった。4―7で迎えた八回も、積極的な走塁で好機をつくり、下地智也、川根、友利の適時打で点を重ねた。

 平良栄二監督も「勝因はあきらめなかったこと。素晴らしい選手たちだ」とたたえた。

 30日に控える次戦に向け、川根は「自分たちの野球を通すだけ」と闘志をみなぎらせた。
 (高橋夏帆)

………………………………………………………………

 ●小禄 チームを引っ張った主将の金城吏生 劣勢で一致団結して戦う雰囲気づくりができてきたのは収穫だが、優勢になってからのモチベーション維持ができなかったのが課題。得点した後の回に積極的な打撃ができず打線が沈んでしまった。