台湾留学にドキドキ♪ 那覇小5年・平良さん、夢は検察官 「10代から異文化理解」父が後押し


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
中国語検定3級の合格証明書を持って台湾に進学する平良仁幸さん=7日、那覇市泉崎の琉球新報社

 【那覇】那覇小学校5年生の平良仁幸(にこ)さん(11)は、3月末から台湾に留学する。小学校5年の後半から中学校3年間の義務教育を台湾で受ける予定だ。仁幸さんは「どきどきするけど好奇心の方が勝っている」と話す。

 進学のきっかけは父・佑司さん(39)だ。「10代のうちから異文化を体感してほしい」との思いで、仁幸さんに台湾に進学を勧めた。仁幸さんは小学校1年生の頃から中国語教室に通い、昨年には3度目の挑戦で中国語検定3級に合格した。

 父・佑司さんによると、海外転校の手続きに煩雑さはなかったという。早い年齢での留学について「他にも海外進学を迷っている人がいたら、1歩踏み出すきっかけにしてほしい」と話した。

 仁幸さんの将来の夢は検察官だ。アニメ「名探偵コナン」に登場する女性検察官に憧れているという。
 (中村優希)