儀間光男参院議員は9日、浦添市の同氏後援会事務所で外務省の水上正史沖縄担当大使と会い、浦添市屋富祖で10月26日に発生した2海兵隊員による傷害事件について抗議し、再発防止を求めた。
儀間氏は「被害者は加害者の米兵と面識はなく、暴行を受ける原因すら見当たらない中、突然殴る蹴るの暴行に及ぶことは言語道断だ」と強調。政府と米軍による被害者への謝罪と完全な補償、事件・事故根絶への取り組みを求めた。
儀間氏によると、水上大使は「政府として防止に取り組んでいるが、県民が納得できない状況であることは残念だ。度重なる事件事故には心を痛めている。本省にも伝えたい」と述べた。
儀間氏は同日、井上一徳沖縄防衛局長にも同様に抗議。要請文は下地幹郎衆院議員との連名。【琉球新報電子版】