観光や人材育成、施策展開図を追加 県SDGs会議が指針を改定


社会
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沖縄県庁

 県SDGs推進本部会議が28日開かれ、沖縄らしいSDGs(持続可能な開発目標)を推進する指針「おきなわSDGsアクションプラン」を改定した。

 新・沖縄21世紀ビジョン基本計画(第6次沖縄振興計画)の実施計画が策定されたことを受け、目標値や指標などを改めて整理。目標を組み合わせ相乗効果を生む「統合的な取り組み」のモデル事例に観光や人材育成分野の施策展開図を追加して記載した。

 会議で玉城デニー知事は「SDGs推進の重要性は高まっており、目標の2030年に向けた折り返しとなる今年は、(取り組みを)一層加速させたい」などとあいさつした。

 同推進本部は今後の取り組みとして、事務局機能を担う「おきなわSDGsプラットフォーム」を充実させるほか、テーマごとに分科会を設けて有識者らの意見を反映させる方針を示した。
 (池田哲平)