宮古島の陸上自衛隊に「業務隊」が新編 福利厚生など担う 隊員の数は約710人に


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陸上自衛隊宮古島駐屯地業務隊長の川崎達夫2等陸佐(左から2人目)に隊旗を手渡す西部方面総監部行政副長の北島一陸将補(左端)=1日、陸上自衛隊宮古島駐屯地

 【宮古島】陸上自衛隊宮古島駐屯地は4月1日、同駐屯地で宿舎などの維持管理や隊員の福利厚生を担う業務隊の隊旗授与式を開いた。業務隊は約60人で3月16日に新編し同駐屯地の隊員総数は約710人となった。

 式では、西部方面総監部行政副長の北島一陸将補から同駐屯地業務隊長の川崎達夫2等陸佐に隊旗が手渡された。北島陸将補は「力による現状変更とその既成事実化を試みる中国の活動や軍事力の強化はこの地域を不安定化させ、我が国の南西防衛の必要性はますます高まっている」とした上で「(業務隊は)駐屯地所在部隊をしっかりと支えていってほしい」とあいさつした。

(友寄開)