【一問一答】「迷彩服に国守る自覚と誇り」日米共同は非常に重要　井上・司令兼八重山警備隊長　石垣陸自の開設式典

　【石垣】陸上自衛隊石垣駐屯地は2日、駐屯地内で開設記念式典を開いた。
　　陸上自衛隊石垣駐屯地開設記念式典後の会見で、報道陣と井上雄一朗司令兼八重山警備隊長の主なやりとりは以下の通り。

　―米軍と石垣駐屯地の共同訓練を予定しているか。

　「日米共同の使用や訓練は現段階では全く計画されていない。日米共同は国の防衛力、抑止力を高める上で非常に重要だ。今後連携強化を図っていく上でさまざまな議論、検討がされていくものだと認識している」

　―隊員が迷彩服で街中を移動することに住民から不安の声がある。

　「われわれはこの迷彩服に国を守るという自覚と誇りを持っている。そのことを理解してもらうように努めていきたい」
　
　―今後、与那国駐屯地の部隊との連携もあるか。

　「与那国は沿岸監視が主であり、警備の意見交換や災害派遣時の連携は今後出てくるかと思うが具体的なものはない」

　―ミサイル部隊の駐屯地外での訓練を計画しているか。竹富島や西表島も念頭にあるか。

　「現時点では計画していない」